2016 全日本カート選手権 KF 第9戦 第10戦

鈴鹿サーキット 10月22・23日

タイムトライアル 2位/24台

第9戦

予選 1位/24台
決勝 2位/24台

第10戦

予選 15位/24台
決勝 1位/24台


ついに最終戦!!
前回の菅生大会から約1か月の間にタイヤテストや鈴鹿に向けての準備をしてきました。
テストの段階ではかなりの不安がありましたがレースウィークでは調子が良く、1レース目の第9戦はすべてを出し切り2レース目の第10戦では予選ヒートで自分が大失敗をしてしまい...
しかし決勝ヒートでは挽回でき今季3勝目を獲得でき、優勝で締めくくりました。
残念ながらチャンピオンは獲得できませんでした。
本当に悔しい...
しかしチームも僕自身も第10戦予選ヒート以外はすべてを出し切ることができて今年1番のレースでした。



10月22日 (土) 晴れ ドライ
今日は午前に練習が2回あるが2回とも時間帯が早く、路面コンディションが悪く気温が低いため2セッションともうまくタイヤが機能していない感じでした。
セットを大きく変えていったが変化量が少なくしっくりきませんでした。
周りとの差はコンマ2ほど遅れていましたが、全体的なフィーリングは菅生より良く、特に不安はなかったです。

公式練習
午前中のセットがいまいち悪くはないがタイムが出なかったのでまた変えていきました。
路面が午前中と全く違いグリップが上がりタイムが簡単にでました。
ただギヤを小さくしすぎて2、ヘアピンの立ち上がりが悪かったがタイムはでていました。
トップとはコンマ1差の6位でした。


タイムトライアル
公式練習でギヤが小さかったので少し上げていきました。
最初は少し遅れていきましたが最初の3Lはゆっくりタイヤを温めて4Lからアタック。
しかしタイヤが温まってはおらず、アタックラップの最終コーナーでグリップを感じました。
単独だったので1周ペースを落としてうまくスペースを作り再度アタック。
うまくスリップをつかえてこの週末ベストタイムの46秒台に入れることができ2番手タイムでした。車、エンジンともにこの週末で一番良いフィーリングでうまくアタックを決めることができたので2位でしたが満足いくタイムトライアルでした。


10月23日 (日) 晴れ ドライ

公式練習
タイムトライアルの時に気になったギヤ比とRrのセットのテストをしました。
いつもなら中古で予選を想定したテストを公式練習でするが、セットの変化を見るため新品で走りました。
朝の1発目であることと気温が低いのもあり、タイムトライアルとはまったくグリップ感が違い、特にRrのグリップが低く1日目の最後のセッションとフィーリングが同じ感じでした。
周りとのタイム差ではコンマ2遅れの4番手でした。
途中でセットを変えたりしてフィーリングの変化を確認できたので有効に公式練習を使うことができました。


第9戦 予選ヒート
公式練習で確認ができたので自信をもっていけました。
チャンピオンになるにはトップのドライバーの前で常に前でゴールして、相手の順位次第の状況でしたのでとにかくトップでゴールすることだけを考えていきました。
スタートは無難に決まり順位キープ。
序盤はタイヤの温まりが悪く他社のドライバーに抜かれ3位に後退。
トップは序盤からかなり飛ばしているのが分かりましたが、序盤は大人しくトップ2台の動きを見ながらレースを進めました。
車のフィーリングがかなり良かったです。
中盤から前の2台はRrの摩耗に苦しく見えたのですぐに2番に上がり、トップを追うためにプッシュしました。
プッシュした時の車の反応も良くすぐにペースアップできました。
トップとは少し離れていて追いつくかどうか微妙かなと思っていましたが、ラスト3周からトップが急にペースダウン。
チャンスだと思い少し距離があったが最終コーナーで抜きトップに浮上。
すぐに抜かれそうでしたが抑えきりトップでゴールしました。

第9戦 決勝ヒート
車自体の不満はなく予選のままでいきました。
スタートは上手く決まりトップ。
しかし予選同様にあたたまりが悪く他社のドライバーに抜かれ2位にドロップ。
しかしそれは自分の中では想定内で様子を見ながら走りました。
後ろで様子を見ていて4周すぎから前のドライバーの出口でのトラクションが悪くなってきているのが分かり、次の周に抜きトップに。
序盤からトップに出て後半タレないか少し不安はありましたが、遅いペースでリズムを乱されるよりはいいかなと思い前にでました。
車は予選同様調子が良く特に不安もなかったです。
Rrをとにかく滑らせないように、ミスをしないようにとにかく集中して走りました。
中盤になると後ろが離れ始めているのが分かり、レースの折り返し時点ではこれは間違いなく勝てると思っていました。
しかし半分折り返してからすぐに後ろからエンジン音が。
後ろのドライバーが速くなったのか誰が来たのか分からず最終コーナーで行かせたら...タイムトライアル、予選とトラブルで走れなかったドライバーで残りの周回数は10周以上。
自分のタイヤと20周近く違い、全くペースが違う。
抵抗もできずスリップをもらうことぐらいしかできませんでした。
ラスト5周はなんとか追いつかないかなと思いプッシュしましたが追いつかず2位でチェッカーをうけました。
絶対勝てると思ったレースでした、表彰台までは来ると予想はしていたけど、ほんとに予想外でした。
しかしやれることはやったので良かったです。


第10戦 予選ヒート
気持ちを切り替えて次こそは!と予選に挑みました。
このヒートも絶対トップでゴールする気でいました。
スタートは少し出遅れてしまい1コーナーへ。
イン側でブレーキングを開始したが止まらない。
2番手のターンインしているところに突っ込みそうになりスピン。
一瞬の出来事で何が起きたのか分かりませんでした。
すぐに復帰したものの最後尾に。
頭の中が真っ白になりもう終わった...と思いました。
途中でピットに入ろうかとも思ったしチームからもサインがでると思っていました。
しかしサインはでず、自分も今後のタイヤのデータも取れなくなるし、自分たちが作ったタイヤで周回数を走らず温存するなんてまずいと思い走り続けました。
フィーリングは1レース目と違い気温が低くなったせいかRrのグリップが低く公式練習と同じ感じでした。
タイムも遅く、タイヤの削れもかなり感じました。
途中から1ポイントでも取るぞと思い走っていましたがRrの滑りがひどく、みんな新品タイヤというのもありタイム差があまりなく15位まで追い上げることしかできませんでした。


第10戦 決勝ヒート
予選終わってからかなり落ち込みましたが、今年最後のレースだしまだチャンピオンの可能性が残っているし、やれることだけのことをやろうと切り替えてどう追い上げるかチームと相談しセットも変えていきました。
最低でも表彰台には乗ると決めていきました。
スタートは少し慎重に行きましたがオープニングラップで11番まで浮上。
しかし序盤から周りのバトルがかなり激しく自分も序盤は予選よりフィーリングでアンダーがひどく、ペースが上がらない。
最初の3Lは思うように順位を上げられず5L目にやっと7位に。
ようやく車のフィーリングが良くなってきてペースアップ。
しかしトップ集団どころか前の6位のドライバーからかなり離されていて追いつけるか心配でした。車は予選とは全く違い、Rrのグリップが高く調子良かったです。
とにかく追いつくためにプッシュし続けました。
トップの集団には追いついていっているけどかなり差がある。
とにかく何も考えずにプッシュし続けました。
車は本当に調子良くタレないし他よりコンマ3~4ほど速くラスト5Lまでに4位まで浮上。
トップの集団が前に見えてきたが残り2周。
あと4周あればと思いながらプッシュ。
ヘアピンでトップが入れ替わりそのすきに集団の真後ろまで来た。
そしてクランクで前の2台が接触。
その混乱をうまく避けてなんとトップに浮上。
そしてファイナルラップ!後ろを見ずに最後の1周も全力で走りトップチェッカー。
ランキングトップのドライバーが2位でゴールし、勝ったことよりチャンピオンがとれずがっかりしました。
けれど最後の最後で最高のレースができたので良かったです。
嬉しさ半分悔しさ半分のレースでした。



今回はレースウィークの練習から感触が良くタイヤも僕自身も今年1番に近い状態だったんじゃないかと思います。
タイヤ事態も自分に合っているなと感じました。
レース事態も2レース目の予選以外ではほぼやれることをやり切ったので満足のいくレースでした。
残念ながらチャンピオンがとれず、開幕戦、茂原、菅生の取りこぼしが大きく響いた1年でした。
しかし今年は3勝もでき、調子の良いレースでは必ず結果を残せたことは自分自身唯一良かった点かなと思います。
今年も1年間ダンロップタイヤ様、チームやスポンサー様応援してくださった方々ありがとうございました。
チャンピオンがとれなくてとても悔しくせっかく応援していただいている方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
また今回の経験を生かすべくこれからも努力して成長していきたいと思います。
カートの方は今回で終わってしまいましたが、FIA-F4の最終戦が残っているので切り替えて今回みたいな諦めない攻め続けるレースができるように頑張ります。
引き続き応援よろしくお願いします。

朝日 ターボ