2017 全日本カート選手権 OK 第9戦・第10戦

鈴鹿サーキット国際南コース 10月28・29日

タイムトライアル 5位/27台

第9戦

予選 21位/27台
決勝 4位/27台

第10戦

予選 2位/27台
決勝 中止

今回が今年最後の全日本。
鈴鹿は自分にとってはかなり相性も良く、昨年も優勝しているコース。
テストでは今年から変わったレギュレーションでタイムアップしているところもあるが、他社と比較してもテストでは調子は良かったです。
しかしレースウィークに入ると苦しい展開に。
ウェットも不安を抱えていた自分達にとっては良い流れが無かったです。
レースでは予選でトラブルがでてしまい後方に沈みましたが、決勝でしっかり挽回でき、2レース目の予選で1レース目のペースの改善ができたのですが...
台風の影響で中止になってしまいました。
今年初のウェットレースでしたが昨年よりは他社との差が縮まって勝負ができて良かったと思います。



10月28日(土)雨 ウェット
急きょ台風の関係で練習走行が2回から1回に減らされてしまい、鈴鹿のウェットのテストができていない自分達にとっては非常に痛かったです。
1回の走行で2セットタイヤのテストをしました。

公式練習
最初にタイムトライアル用にタイヤの皮むきをしてから、中古に変えて走りました。
フィーリングは新品の時と変わらず、フィーリングは悪くなかったのですがタイム的には他社の方が少し速く、ちょっと厳しい感じでした。
温まりとかの差はないけどグリップ感が若干劣っている感じでした。

タイムトライアル
今回は2グループ分けでA組での出走でした。 雨量が心配だったので単独で早めにコースインしました。 最初の2周は思ったより温まらず、3周目からグリップがでてきてアタックしました。 雨量が少なくなっていきタイムも少しずつ上がっていきましたが、他社が想像以上に速く、トップからコンマ3遅れのAグループ5位でした。 これといってミスもなくこれが精一杯でした。 Bグループは雨量が強くなりタイムを更新されず総合でも5位でした。


第9戦 予選ヒート
タイムトライアルの時より雨量が多くなったので内圧を上げていきました。スタートの出だしは少し遅れましたが順位はキープ、1コーナーのブレーキングで後ろからロケットが飛んできて必死に避けてポジションダウン。
8番まで落ちてしまい、2周目には黄旗中に3コーナーで無理やり入られ、その際に接触しFrバンパーが半分落ちてしまいました。
それでも走っていたのですがタイムトライアルの時と全くフィーリンングが違い、グリップ感が全くなく、エンジン自体もパワーが無くなっていきペースが上がりませんでした。
特に下が無く、動き自体もアンダーが強くどんどん悪くなっていきました。
ラスト3周まで走りましたが、悪化していく一方だったのでピットに入って終えました。
雨量が多くなったものの、内圧を高くしたことでグリップが無くなったのか、色々タイムトライアルとのフィーリングの違いが大きく、何が原因なのか分かりませんでした。



10月29日(日)雨 ウェット

公式練習
1レース目の決勝を考えず2レース目に向けてタイヤやセットを試していきました。
少し良くはなったものの、出口のトラクション、エンジンの下が無く、速くは走れるけどバトルができない雰囲気でした。
タイムはトップタイムでしたが、車の動き自体も入口のアンダーがひどく、フィーリングはいまいちでした。

第9戦 決勝ヒート
公式練習ではエンジンやセットアップを試して、今回の1レース目は2レース目のためのテストにあてがい、大幅にセット変更していきました。
21番手スタートで予選のフィーリングからいけても、トップ10入れるかぐらいかなっていう感じでした。
とにかくスタートとオープニングラップに集中していきました。
スタートは抜群に決まり、オープニングラップでかなり順位をあげて9番で帰ってきました。
序盤からペースが良く、7周目までには4番手に浮上。
ただそこから前が自分よりペースが速く、自分は今まで一番いいペースで走って安定しているものの精一杯でした。
途中から雨脚が強くなって来た時に後ろのドライバーが速くなり、無駄な抵抗はせず前に行かせました。
前に出してついて行こうとは思いましたが、思ったよりペースが変わらずついて行けました。
ただ抜くまでの力は自分には無く、ミスを待ちながら常にプレッシャーを与えながら走っていました。
3番手もタレてきているのもみえたので無駄なバトルはしませんでした。
前とは1,2コーナーでは簡単に追いつくけれど、他のコーナーで少しずつ離され、特にブレーキと出口のトラクションの違いで離されていました。
ラスト2周のS字で2番のドライバーがスピンをして4番に浮上。
その時に前がミスをしたのですかさず25Rで抜きに行きましたが失敗。
ラスト1周もヘアピンに照準を合わせてプッシュして、少し距離があったものの入りましたが、出口で抜き返され結局4位でゴールしました。
あと少しでしたが最後の力が無かったです。
それでも自分でもびっくりするほど順位を挽回できて良かったです。
セットアップも大幅に変えていってかなり良い方向にいきました。


第10戦 予選ヒート
決勝のペースは雨量によっては悪くなかったので、少しだけセットを変更して、テストで良かったレースでは使ったことのない新しいタイヤでいきました。
スタートは無難にいき順位キープ。
ただまわりはタイヤの皮むきをしていてペースが思っていたより速く、最初の2周で7番までドロップ。
それから雨脚がかなり強くなり、まともに前が見える状況ではなくなっていき赤旗でレース中断。
まだ規定周回数に達していないためまた最初からやり直しになりました。
自分にとってはこれがかなりラッキーな形になり、タイヤの皮むきがしっかりできました。
雨脚がすこしおさまってから再スタートしました。
オープニングラップは順位をキープして序盤から悪くなく、1台抜き4位に浮上。
ただコース上の水たまりがすごく、かなり注意しながら走って様子を見ていました。
2,3番手が水たまりに乗ってスピン。
これで2番手にあがり、様子を見ながらトップを追いました。
トップより速いペースで追いついていき、ラスト1周で追いつきましたが、水たまりが多く仕掛けることが出来ず2番でゴールしました。
タイヤ事態は問題無く、摩耗もしておらず決勝は行ける感じでした。
しかし予選が終わってからまた雨脚が強くなり、これ以上状況が良くならないと判断し、中止となってしまいました。
2レース目は感触がかなり良かっただけに残念でした。


今回の最終戦は初日からトラブルが多く、さらにタイヤもテストの時のようなパフォーマンスがまったく無く、今年一番苦戦したレースでした。
テストとレースウィークのずれが今回は特にひどく、そこの原因がまだ分かっていないのでこれからしっかり原因を突き止めなければいけないです。
ゴム自体もいつもなら持つはずのものが全く持たなかったのは何かしら根本的な問題がありそうです。
逆に土日はウェットコンディションでは、思ったより他社との差が今回は少なかったので良かったです。
特に2レース目は行けそうな感じがあったのでとても残念です。
タイヤのチョイスでのコミュニケーションにも、若干問題があったので来年にはそうしたことでミスがでないよう、チームとメーカー間でしっかりしていきたいと思います。
雨に関しては心配ごとが大きかったのですが、差は少し縮まっていて良かったです。


今年は大きくルールがかわり、さまざまなトラブルが多く出てしまい厳しいシーズンで、特に今年は初めて1勝もできなかったことがとにかく悔しいです。
それでもまともに走った時にしっかり上位でポイントを取ってこれたことは良かったと思います。
もっとどんな状況でも良い方向にもっていけるドライバーになれるようにこれからも頑張ります。
今年も1年間ダンロップタイヤ様をはじめ、チーム、スポンサー様や応援してくださった方々本当にありがとうございました。
今年のカートのレースはこれで終わってしまいましたが、僕自身のレースはF4の茂木大会があるので、最後はしっかり良い形で終われるように頑張ってきます。

朝日 ターボ