ピレリスーパー耐久シリーズ2019

第4戦 オートポリス

2019年7月20日・21日

予選 ST-2クラス 2位

決勝 ST-2クラス 1位

今年初めてのスーパー耐久。
今年は前半戦が全日本カートと日程が重なっており、参戦できず今回のオートポリス大会が初めての参戦となりました。
昨年のオートポリスは予選も調子良く、決勝も昨年の中で一番手応えが良かったコースでもありました。
走り始めから天候が不安定で、思うようにテストができませんでしたが予選は昨年以上に良く、トップとコンマ2秒差と非常に良い予選で、決勝もスタートを担当しトップ争いができ、最終的に作戦のピットタイミングなどで逆転し、スーパー耐久での初優勝を飾ることができました。



7月19日 (木) 晴れ
1回目から乗る予定でしたが、天候が悪化し豪雨になり走れず、午後からの走行になりました。
昨年から約半年近く乗ってなかったので確認程度の走行でした。
走り始めたら問題無く、昨年と同タイムぐらいでスタートできたので、すぐに変わって他のドライバーに走ってもらい確認してもらいました。
タイム的にもタイヤの差を考えても大きく差はありませんでした。
2回目はタイヤを変更、感触としては悪くなく、セットも大きく触りたいところもなかったので、Aドライバーの走行にあててもらい、タイム自体は悪くなく、トップからは1秒差。


7月20日 (金) 晴れ
朝は40分のウォームアップで昨日乗った時より少しだけセットを変えてもらい走行。
タイヤも少し良い物に変更していき、フィーリングも更に良くなってトップとコンマ8秒差。
タイヤのグリップが上がってフィーリングが少し良くない方向に行き始めていたので、予選に向けてチームと相談して変えてもらいました。

予選
Aドライバー予選ではチームメイトの一発タイムが良く、アタックするタイミングはいい場所ではなかったが2番手タイムをマーク、フリー走行より大幅にタイムアップ。
自分のBドライバー予選はアタックする場所は良かったが、アタックラップの時にブーストのリミッターが入ってしまい少しタイムロス、それでもトップとコンマ3秒差でした。
もう1回アタックに行き、セクターベストが出ていたが最終セクションでミスして更新できず。
結局、A、Bドライバー合算でコンマ3秒差の2位でした。
ポールも狙えただけに少し悔しかったです。
ただ昨年よりトップとの差がコンマ3まできたので成長を感じた予選でした。
昨年もそうでしたが、新品タイヤをいきなり予選で履いてアタックするのがなかなか纏めることが難しく、今回も少しミスしてしまいました。


7月21日 (日) 雨 曇り
朝から予報どおり雨。
朝の20分のウォームアップは自分だけ走行してチェック程度の走行。
乗った感触は悪くなく、クラストップタイム。
今回はどのコンディションでも調子が良く、決勝もいい勝負ができそうな手応えを感じました。

決勝
ピットウォーク中は土砂降りでレースができるか不安でしたが、レース開始30分前には雨も弱まり、逆にグリッドに着くころには気温が一気に上昇しだし路面が乾き始めました。
ほぼ全車レインで決勝がスタート。
タイヤを労わりながらのレースになるか、最初からタイヤを使い切って行くか迷いましたが、最初からガンガンに攻めてオープニングラップで抜くことができ、トップに浮上。
トップに出た時点でプッシュしてタイヤを最後まで使いきろうと思っていたので、全周後ろを抑えながらプッシュしました。
車自体は他の車より内圧が高く感じ、4周目ぐらいからペースダウン。
トップ3台は常に接近しており、いつ抜かれてもおかしくない状況で何回も仕掛けられましたが、必死にブロック。
2台とも経歴の長いプロの方々で、仕掛けに来るタイミングもいやらしく、大変でした。
ただ凄くフェアなバトルでかなり勉強になりながら走っていました。
路面もどんどん乾いていき、10周過ぎにはもうタイヤの限界に向かい始める。
12周目にもう抑えきれなくなり一気に抜かれて3位にドロップ。
少しずつ離され始め、ドライタイヤに変えようかチームと相談している合間にトップ2台がピットに。
同じタイミングで入りたかったが、給油の関係で入れずタイムが急激に落ち始めトップ2台の3周後にピットイン。
かなり苦しく差をつけられてしまったと思っていましたが、ちょうどクラッシュが発生してセーフティーカーが入りドンピシャにタイミングが良く、ドライバー交代してトップで復帰。
Cドライバーに変わってから今度は雨が降り始める。
レインに変えるか迷いましたが、そのまま走りトップをキープ。
ただ想定はしていたけど後ろがドライではハイペースで走っており、抜かれてしまい2位にドロップ。
それでも安定したラップでDドライバーに交代し、ピットの回数と給油時間で稼ぎ、トップに浮上。
Dドライバーに変わってからもペースがかなり良く1周0.5~1秒速く、ラスト40分では2位を2分以上引き離すことに成功。
最後Aドライバーにも無事に交代。
が、しかしここで豪雨になりかなり危険なコンディションへ。
霧もひどく、そのせいでクラッシュが起こりセーフティーカー出動。
ゴール15分前まで先導走行しましたが、レース中断にとなり優勝が決まりました。
昨年なかなか優勝争いをすることが出来ず、いい勝負ができている時に限ってトラブルがでてしまって脱落したり歯がゆいレースばかりでしたが、今回は予選からちゃんと勝負ができていて、決勝中もバトルしたりと純粋な力で勝てたことがうれしかったです。


今回は昨年の最終戦以来のスーパー耐久参戦でしたが、練習から調子が良く、予選、決勝と速さと運もあり、マシンも壊れず優勝することができました。
今年はニュルでレースをしたり、新しい経験をしてから今回の参戦だったので、バトルや速さの面でも成長を感じ、特に決勝中のバトルは今思えば昨年はできなかったと思います。
そいうことが優勝に繋げることができたのだと思います。
車も壊れなかったし、チームメイトも安定した素晴らしいラップで走ってくれて本当に良かったです。

今回乗りやすく速い車を作って下さったチームを始め、優勝を心待ちにして頂いたスポンサー様や応援して下さった方々本当にありがとうございました。
日程の関係上全戦参戦できないのが残念ですが、参戦する時は優勝できるようにまた頑張ります。次回はまたドイツニュルのVLNに参戦させて頂く機会を頂いたので、そこに集中しいい経験をしてきます。

朝日 ターボ