2019 全日本カート選手権 OK 第 7戦・第8戦

スポーツランドSUGO 10月5・6日

タイムトライアル 16位/31台

第7戦

予選 14位/31台
決勝 2位/31台

第8戦

予選 DNF/31台
決勝 6位/31台

前大会から約2か月空いた菅生大会。
この大会までにフィンランド選手権や世界選手権など初めての経験をし、この菅生では昨年優勝できたり、近年相性の良いコース。
予選は2レースともにトラブルがでてしまい、決勝は追い上げのレースに。
レースペースは良く2位と6位。
満足いく結果ではなかったが挽回でき、ランキングも3位に浮上しチャンピオン争いに踏みとどまることができました。



10月3~5日 テスト
1日目は走り始めから、テストとコンディションの違いが予想以上に違い、他社との比較では一発タイムがコンマ2〜3ほどやられており、持ち込みタイヤのどれを使ってもタイムは追いつける感じはありませんでした。
ただ摩耗は他社より良かった雰囲気でした。
フィーリングもテスト時のようにブレーキが止まらず、Rrのグリップ感が低かったです。
特に最終セクション、2〜3コーナーがひどく、コントロールするので精一杯でした。
また1週間前のドライでの走行の時よりコンマ5近く遅く、原因が分からない状況でした。
2日目に大きくセットを変更してテストをする予定が朝から雨。
レインは例年調子良く、他社よりコンマ2~3ほど速く、昨年同様にいい感触は掴めていました。コンディションが不安定でレインの方も思うようにテストを進められなかったのですが、ドライよりはかなりいい感触で終了。
土曜日の午前中は木曜日にできなかった大きなセット変更をテスト。
フィーリングは良くなったが大きくタイムには反映されず、トップとの差が縮まらない。
同じタイヤユーザーも同じように苦戦していました。
ロングランは悪くなかったが、この土曜日の気温の上昇が僕らにとってかなりネックだった。

公式練習
午前の走行から気温が上がり、この日の最高気温でした。
タイムトライアルに向けてのテストをしたが、予想以上に午前と路面コンディションが違い、全くタイムがでず、フィーリングも最悪、タイムもこの週末で一番遅く、18番手。
他社との差が午前より大きくなり同じタイヤの中では調子はいい方でしたが、差が大きすぎた。
カートのバタつきがとにかくひどかった

タイムトライアル
2グループに分かれてのタイムトライアルで今回はA組。
グループ的には良かったのですが、公式練習があまりにもフィーリングが悪い状況だったので大きく変更して行きました。
アタックは単独、大きなミスはなかったが、コンマ3秒差のグループ9位、総合16位。
気温が想定より高く、覚悟はしていたが、タイヤがヨレてしまい同じユーザーも苦戦。
もともと日曜日の気温に合わせていたので我慢のタイムトライアルでした。

第7戦 予選ヒート
タイムトライアルから挽回すべく、天気予報を見て日曜日が雨予報だったのでこの予選でタイヤを使い切って順位を上げる作戦でいました。
ただエンジンがかかったもののトラブルが発生しエンジンが回らず、途中から回復したもののローリングの隊列に復帰できず、最後尾に。
スタートからペースはかなり良く、すぐに17位までジャンプアップ。
タイヤのフィーリングは少しタレそうな気配があり、中盤から前が空いていたので少しペースをコントロール。
Rrがとくにタレがひどくなっていく傾向で、高速コーナーはオーバーで低速コーナー出口はゴムがヨレてトラクションが悪くなっていきました。
それでもペースは良い方で15番に上がってゴール、ペナルティーで繰り上がり14位。
昨年も同じようなトラブルでレースを落としており、今回もペースが良かっただけにポイントが取れたヒートだっただけに残念でした。
ただ決勝は雨で追い上げられる順位まで挽回できたのでレース内容はかなり良かったです。


10月6日 (日) 雨 晴れ

公式練習
朝から予報どおり雨、公式練習はレインで決勝にどのコンパウンドを使うかテストしました。
公式で使ったタイヤはあまりにもソフトすぎてタイムはでず、他のテストはできずに終了。
この週末もウェットは調子良かったのでタイヤなのか何が原因なのか困惑しました。

第7戦 決勝ヒート
自分たちが望んでいたウェットではなく、完全なドライ。
昨日の予選で決勝がウェットを想定してタイヤを入れ替えていって攻めただけに追い上げることができるか不安な部分が多かったです。
とにかくスタートで1ケタまでは最低でも上げられるように集中して行きました。
スタートは上手くいき、オープニングラップで9位に浮上。
序盤は少し様子を見ていたが、予想より他社の初動が良く、10位にドロップ。
序盤から路面が悪く、後半に向けて抑えて走りRrを減らさないように労わっていました。
8周過ぎから、前のペースと変わらないぐらいになってきて、他社が徐々にタレ始めた。
ここからペースが逆転し追い上げ始める。
17周までに5位まで浮上でき、2~4番手が自分よりコンマ2~5ほど遅く、追いついて行く。
ラスト5周から更にプッシュしてペースを上げようとしたが、自分も結構タイヤの限界がきており、1周しかペースを上げられずタレを抑えるので精一杯だった。
それでもラスト2周までに2位まで上がることができ、最終ラップは逆に同じタイヤのドライバーとバトルになったが抑えて2位ゴール、茂原から3戦連続の2位。
予想以上に予選、決勝のロングランのペースが良く追い上げることができたが、予選でのエンジントラブルでの最後尾スタートが響いた。

第8戦 予選ヒート
決勝のロングランが良かったので、予選でどこまで順位を上げていけるかがポイントで、それに合わせてセットしていきました。
ただ気温が高くなっており、路面コンディションも上がってきていました。
スタートは思ったより順位を上げられず14番手でオープニングラップを通過。
新品ではピークタイムが悪く、前のバトルに入れない。
車は悪くはなかったが、ペースが違い、様子を見ることしかできなかった。
前半から前集団のバトルが激しく、5コーナーでは横転する車両があったりリタイヤ車両が続出。
それに乗じて11番までポジションアップした所でフルコースコーションが出た為、スロー走行に。
タイヤはかなり温存ができたが、あまりにもペースが遅く、無駄にイエローが長かった。
そのせいでエンジントラブルがでてしまいストップ、リタイヤ。
決勝に向けていい位置からスタートできそうだっただけに残念。
ただ他のリタイヤした車両も多く、16位。


第8戦 決勝ヒート
予選と順位は変わらず16番スタート、シャーシはそのままでギヤ比だけ変えて行きました。
今回もスタートして1周目が肝心で集中して行きました。
スタートは上手く決まり、オープニングラップで11番に浮上。
最初の3周は他社のタイヤの初動が良く、第7戦決勝より他社のペースが速く仕掛けに行けない。
ただ周回数と気温が落ちてきていたので焦らずタレるタイミングを待ちながら走っていました。
序盤から車の動きは少し良すぎて、5周目あたりから後半きつくなりそうな気配があったのでペースをコントロールして走りました。
7周すぎから他社がタレはじめペースが逆転、徐々に前が次々とペースが落ち始める。
1レース目同様に焦らず、1台ずつパス。
ただ1レース目より他社のタレが遅く、自分もオーバー傾向で高速コーナーがきつくなっていた。
同タイヤのドライバーに引っ張ってもらいながらタイヤを労わりながらペースコントロール。
20周までに7番手まで浮上、トップ5は単独走行で思ったより落ちず、自分がタレはじめプッシュが出来なかった。
ラスト1周で5,6番手争いに追いつき、1台抜き6位ゴール。
予想はしていたが、タイムトライアルが無いのと予選でのフルコースイエローの影響で、1レース目より自分たちのタイヤの摩耗の良さを活かしきれなかったのと予選でのトラブルが痛かった。


最終戦に向けての大事な1戦でなるべくポイントの取りこぼしをしないようにレースを進めたかったのですが、両予選ヒートともにトラブルで落としてしまいがっかりでした。
しかし決勝はタイヤのマネージメントでしっかり追い上げができ、良いレースができました。
ランキングも3位に浮上し、チャンピオン争いになんとか踏みとどまれて良かったです。
今回のタイヤのチョイスに関しては持ち込みの中では最良の選択はできたと思いますが、1週間前のタイヤテストとのタイムとフィーリングの誤差が今年1番あり、同じユーザー全車、一発タイムの向上に苦労していました。
ブレーキングのRrのスタビリティーと高速コーナーのオーバーがかなりタイムに関しては足を引っ張っていた感じがします。
今回不思議だったのが、タイヤのウラ組みのメリットが少なかったです。
1レース目はメリットは感じましたが、2レース目の決勝はウラ組みしてもペースとタレ方は同じだったので、今までの傾向と違いました。
他社はウラ組みした時の上がり幅は大きかったと思います。
練習の時はそんなに思わなかった他社のタイヤの温まりの良さはびっくりしました。
この辺りが最終戦に向けて、タイヤとシャーシ対策を考えていきたいと思います。

世界戦後初めての全日本でしたが世界戦の経験からスタートのポジション取りやレース展開の仕方が変わり、決勝での追い上げができました。
ただそれまでの予選がボロボロだったのでチームとともに改善して行きたいと思います。
今回も後半挽回できるタイヤを作って下さったダンロップタイヤ様、チーム、応援して頂いているスポンサー様や応援して下さった方々ありがとうございます。
次戦は最終戦茂木大会で今年の集大成を見せられるようにがんばります。
最大70ポイントを獲得できるので最後まで諦めずにチャンピオン獲得に向けてプッシュします。

朝日 ターボ