2021 全日本カート選手権 OK 第3戦・第4戦

APG 7月10・11日

タイムトライアル
4位/34台

第3戦
予選 5位/34台
決勝 10位/34台

第4戦
予選 7位/34台
決勝 21位/34台

前大会鈴鹿から全く違う状況のA P G大会。
レースウィークの天気予報が目まぐるしく変わり、レースはドライタイヤのテストができない状態で不安があったが、チームの頑張りと今回攻めのタイヤを用意してくれたこともあり、タイムトライアルから素晴らしいパフォーマンスを発揮することができた。
レースではスタートからトップを快走でき、最終結果は課題が残る結果だったが、チームの強さや自分自身のレースをしっかり示し競争力のある体制だと再確認できた今後につながるいいレースだった。



7月8〜9日 雨 ウェット
1日目、2日目と終始ウェットコンディションで、最初から積極的に走行し初日から前大会の鈴鹿のウェットと違い、調子がかなり良くダンロップの持ち込んだレインタイヤはどれも調子が良く、ウェットコンディションなら勝負できる感触でした。
また2日間ともレインだったこともあり、今年のシャーシのセットアップもより理解を深めることができ充実した2日間でした。
他社はコンディションによっては僅差まで差が縮まることはあったが、だいたいコンマ2〜3はマージンがありました。


7月10日 (土) 晴れ ドライ

公式練習
午前の結果から更にセット変更し、とにかく昨日までが全くドライでの走行ができなかったので、タイヤや車の方向性を見つける為大きくセットを変更。
フィーリングは良くなりBグループ3位、総合7位タイム。
予想ではこの午後のセッションからB S勢はタイムを上げてくると思っていたのだが、予想よりタイムを上げてこず、タイム差が無く悪くなく総合7番手タイム。


タイムトライアル
今回も2グループの分けでの走行。
またもくじ運が悪くBグループでの走行だったが、アタックのタイミングやスペース全てが上手く決まりグループ2位総合4番手。
ミスなく、公式練習より更に良くなり今年一番の車で予想外の順位でびっくりしました。
コンディション自体も今回は連日の雨の影響もあって路面が完璧ではなかったのでそれがBグループでも速いタイムを出せました。

第3戦 予選ヒート
久しぶりの2列目からのスタート。
タイヤの摩耗は気にせずにチョイスしたものなので、未知な部分が大きかったですが、予選ポイントを確実に取っていこうと思っていました。
2番手のドライバーがトラブルでスタート前からおらず、スタートは少し楽になり3番手へ。
予想以上に自分の方が温まりが良く、2コーナーまでにトップに浮上。
最初の3周はペースが良くトップを快走できたが、徐々にペースが悪くなり始め後退。
フィーリングもタイヤの摩耗が早く、途中からコントロールせざるを得ずトップ5以内でゴールできるようにレースを組み立てました。
中盤以降からはFrタイヤのグリップダウンが激しく、終盤は一気にペースダウンし5位フィニッシュ。
タイムではかなり遅く、特に後半は全くペースが悪い中、序盤のアドバンテージとレース展開に助けられなんとか5位に踏みとどまれたのが良かった。
今年初めての予選ポイントゲット。



7月11日(日) 晴れ ドライ

公式練習
昨日の後半のペースとFrタイヤのグリップ低下改善のためFr周りを大きくチェンジ。
朝一の走行だったのもあり変更の感度が本当に正しいのかわからない部分がありましたが、タイム的にも悪くなく、ロングランのタイムも少し改善されているように感じました。
フィーリング自体も変えて部分の良いところと悪いところがしっかり把握できて開幕戦より車の方向性がわかりました。総合7番手タイム。

第3戦 決勝ヒート
他社も同じ条件だったが、今回はロングランが全くできていなかったので、この決勝の周回数でのタイヤの摩耗は未知でした。
ただ初動は他社より良いことがわかったので、スタートでいかにマージンを稼げるかポイントだと思っていたのでスタートはかなり集中していきました。
スタートは想定通り上手くいき2番手に、オープニングラップから3周目までは他社より速くトップに浮上。
ここまでは予選同様の展開で行けたが、5周目からペースがあがらずズルズルと後退。
予想はしていたので、大きく抵抗はせずタイヤのグリップダウンをとにかく抑えるために必死でした。
中盤以降はトップ集団とは差が大きく、序盤のアドバンテージのおかげでタイム以上の順位ドロップはせずに済みましたが、10位フィニッシュが精一杯でした。
ただ開幕戦と比べてトップ争いできるレベルを発揮できたのであとはタイヤの摩耗をどう抑えていくか2レース目に向けての課題がしっかり見えました。


第4戦 予選ヒート
決勝後からチームとセットを相談し、1レース目はタイムを追った方向性でいったが、2レース目は摩耗重視で考えていきました。
スタートはローリングラップが多く、オープニングラップでトップに浮上できましたが、後を引き離すことができず序盤から理想通りの展開に持ち込めず。
午前より気温が上昇したことも自分たちにはネガに働き、タイヤの摩耗に1レース目以上に苦戦。ズルズル後退し7位ゴール。
ベストタイムも出にくくなり摩耗もFrの低下がひどく苦戦しましたが、そんな中でも予選ポイントをゲットできたことは良かったです。

第4戦 決勝ヒート
予選があまりにも悪かったのですが、摩耗を抑えるセットアップの方向性がわからず、最後まで悩んでいましたが、新しい方向性で考えて変更していきました。
1レース目でも周回数が本当に長く、タイヤの摩耗のコントロールが難しかったので気をつけていきました。
スタートからオープニングラップはポジションを上げ4番手までいったが、2レース目の予選より更に勢いがなく、初動のアドバンテージはなかった。
序盤からFrタイヤの摩耗がこの週末の中で一番厳しく、全くプッシュができない。
7周目からなすすべが無くズルズル後退。
後半以降は完全にFrタイヤが無くなり更にペースダウン。
最後は21番フィニッシュ。
新しい方向性で考えて小変更でいきましたが、予想以上に車の変化が大きかったのと、路面温度の上昇で大きく悪い方向にいってしまいいい結果で終われなかった。


この週末は事前の天気予報とは大きく違い、週末だけ晴れるというドライタイヤのテストができない状況でのレースだったが、開幕戦よりダンロップタイヤ様が攻めのタイヤを持ってきてくださり開幕戦より終始力強いパフォーマンスを発揮でき進化やヒントを感じることができたレースでした。
決勝最後の結果は変わらないかもしれないけど、それまでのパフォーマンスは素晴らしく、あとはロングランの改善点が具体的に見えたので良かったです。
自分自身はテストの雨の段階から速く、ドライに関しては不安がありましたが、2レース目の決勝意外は短い時間で最大限のパフォーマンスを出すことができましたし、どのヒートもスタートから3周はトップになることができ、トップ集団でレースできたことは本当に良かったと思います。
今回のレースでチームやドライバーはトップレベルでレースができることが証明できたのでまた次戦に向けてダンロップタイヤ様とともにタイヤ開発を更に進めていきたいと思います。
ダンロップタイヤ様を始め、スポンサー様や応援して下さっている方々、まだ思うような結果が残せない状況の中応援していただいていることに感謝しています。
次戦は2ヶ月後になりますのでしっかり準備して最善の体制で挑めるように頑張ります。

朝日 ターボ